よみがえれ長良川実行委員会は、7月6日(月)国土交通省中部地方整備局に対し長良川河口堰開門調査に向けた要請を行うとともに、前日のシンポジウムで採択した「よみがえれ長良川」集会宣言を手渡しました。
7月6日は河口堰が20年前閉鎖された日です。粕谷共同代表以下14名の要請団は、長良川河口堰の検証を進める愛知県と速やかに合同会議を開き開門調査に踏み切るよう訴えました。国側は「愛知県が論点をまとめてから」との言葉を繰り返し前向きな姿勢を示そうとしませんでした。
なお、この日、大村愛知県知事は記者会見で「粘り強く検証を進める」姿勢を明らかにしました。
〈 要請書 〉
要 請 書
20年前のきょう7月6日、大きな疑問と懸念の声が渦巻く中、長良川河口堰のゲートが閉鎖され、 長良川は海から遮断されてしまいました。
国土交通省としても、1997年の河川法改正で河川管理の目的として盛り込まれた「河川環境の整備と保全」の中味をより一層深化していかねばなりません。 |